北別井村（読み）きたべついむら

日本歴史地名大系 「北別井村」の解説

北別井村
きたべついむら

[現在地名]富田林市別井（べつい）

石川郡に属し、西は南大伴（みなみおおとも）村、東は白木（しらき）村（現南河内郡河南町）。南西部を千早（ちはや）川が北流する。天正一二年（一五八四）一一月の河内国御給人御蔵入之内より出米目録（中之島図書館蔵）に三〇二石五升「別井村」とみえ、右のうちより五〇石出米と注記される。江戸初期に南北二村に分離したとみられ、正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳では当村の高二六一石余。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典：浄瑠璃・新版歌祭文（お染久松）（1780）油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay