北南(読み)きたみなみ

精選版 日本国語大辞典 「北南」の意味・読み・例文・類語

きた‐みなみ【北南】

〘名〙
① 北と南。南北
紫式部日記(1010頃か)一〇月一六日「北みなみのつま御簾をかけへだてて」
② 組み分けなどをする場合の北がたと南がた。
源氏(1001‐14頃)絵合女房のさぶらひに、御座よそはせて、きたみなみかたがたに分れて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android