…この中にあって,李成愛の切々と歌いあげる演歌のふしまわしは,中高年層の心をとらえ,時代からとりのこされそうになっていた演歌を日本人の心によび起こさせたのである。再び演歌がテレビに登場する一方,演歌が東南アジアに進出しはじめ,1980年代には,千昌夫の《北国の春》が中国,台湾,香港等でそれぞれの国語に翻訳されて歌われた。これは,東・西アジアで活躍する日本の商社マンあるいは観光客が各地にカラオケをもちこんだことによると見られるが,それはまた中高年層がいかに演歌を好んでいるかを示す好例ともなっている。…
※「北国の春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...