精選版 日本国語大辞典 「歌謡曲」の意味・読み・例文・類語
かよう‐きょく カエウ‥【歌謡曲】
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音楽の分類用語。(1)1923年(大正12)2月、大阪の東亜蓄音器が宮城道雄らの新箏曲(しんそうきょく)のレコードにつけた種目名。数年を経ずして同社は解散したため、この用語は定着しなかったが、27年(昭和2)9月以降は日本放送協会の使用するところとなり、新箏曲ばかりでなく、新しい三弦歌曲の総称として、ラジオで使用された。(2)1930年代までは、西洋の芸術的歌曲の訳語としても用いられた。(3)1933年(昭和8)の夏ごろから、日本放送協会は日本人の作曲した「流行歌」にもこの名称を転用し、以来、大衆音楽の種目名となった。この使用法が現代にまで受け継がれたが、73年(昭和48)ごろから「ニューミュージック」と「演歌」に二分され、歌謡曲という名称は廃れた。
[倉田喜弘]
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… 現代は,音楽の聞き方が柔軟な広がりを見せつつある時代といえよう。とくに日本では,洋楽・邦楽の各ジャンル,歌謡曲,民謡,ジャズ,ポピュラー音楽など,あらゆる種類の音楽が並立し,さらにCMソングやバックグラウンド・ミュージックまで数えれば,音楽は膨大な広がりをもっている。この状況は,とくに第2次世界大戦以後のマス・コミュニケーションの発展によるあらゆる種類の音楽への接近可能性と,音響機器の発達による録音再生および複製の広範な可能性によって開かれたものであり,新しい状況は音楽の概念そのものの変質と拡大を促したのである。…
…その伝承が組織的に体系化されるにいたったものは,不易性をもつ芸術的種目として除外される。古代の風俗(ふぞく)歌,童謡などや,中世以降の小歌から,現代の同様な性格のものまで含まれるが,この言葉の語感からすれば,主として江戸時代の大衆流行歌謡をいい,現代において洋楽の影響下に成立した流行歌曲は,流行歌(りゆうこうか),歌謡曲などと称して除外される。江戸時代初期の三味線伴奏のはやりうたとしての最古典曲として〈平九節(ひらくぶし)〉を〈本手の小うた〉,これに対して,それ以後のものを〈破歌〉といったところから,〈小うた〉〈はうた〉などの言葉が,小編のはやりうたの意で用いられるようにもなった。…
※「歌謡曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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