北寄(読み)きたより

精選版 日本国語大辞典 「北寄」の意味・読み・例文・類語

きた‐より【北寄】

  1. 〘 名詞 〙 ある土地建物部屋などで、北の方に寄っていること。また、その場所
    1. [初出の実例]「斉を亡して天下一人の帝にならうと思うて、先北よりの趙をせめたぞ」(出典:玉塵抄(1563)二八)
    2. 「メルフォダの港市から約八哩ほど北寄りの海岸線」(出典:コサビネ艦隊の抜錨(1930)〈龍胆寺雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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