抜錨(読み)ばつびょう

精選版 日本国語大辞典 「抜錨」の意味・読み・例文・類語

ばつ‐びょう ‥ベウ【抜錨】

〘名〙 船が錨(いかり)をまき上げること。錨を上げて出帆すること。
※新聞雑誌‐四八号・明治五年(1872)六月「八字四十五分抜錨(ハツヒョウ)第二丁卯艦水路嚮導」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「抜錨」の意味・読み・例文・類語

ばつ‐びょう〔‐ベウ〕【抜×錨】

[名](スル)船のいかりを巻き上げること。錨を上げて出帆すること。⇔投錨
何時―すべきやも知れざれば」〈独歩愛弟通信
[類語]出航出帆出船しゅっせん出港船出出船でふね解纜発船発艦離岸離水

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android