北徴遺文(読み)ほくちよういぶん

日本歴史地名大系 「北徴遺文」の解説

北徴遺文
ほくちよういぶん

一〇冊 森田柿園(平次)

成立 明治二年

写本 石川県立図書館

解説 編者加賀能登越中の諸旧家の古文書を一覧して影写したもので、一冊には千光寺過去帳、二冊に埴生八幡宮・立山堂、三冊に勝興寺、五冊には有賀家文書、六冊に東寺文書、七冊に境文書、八冊に田畑家文書・二上山養老寺文書・聖安寺文書、九冊に前田丹後守家文書・柴野十日市村文書、一〇冊に宝福寺文書などを載せる。古文書のなかには原本が失われてしまったものもあり、貴重な史料集である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android