加賀(読み)かが

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

加賀
かが

日本海軍の航空母艦 (空母) 。 1928年3月に『赤城』に次ぎ海軍の空母の第3艦として完成。起工時は戦艦『加賀』であったのが,ワシントン条約によって改造。当初は3層の飛行甲板をもっていたが,35年に1枚甲板に改装,また機関を換装して速力を増し,優秀な大型空母となった。基準排水量3万 8200t,速力 28.3kn。飛行機搭載数は常用機 72,補用機 18。真珠湾作戦に参加。 42年6月5日,ミッドウェー海戦で沈没。

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デジタル大辞泉の解説

かが【加賀】

旧国名。北陸道7か国の一。明治16年(1883)に能登国と合わせて石川県となり、その南部を占める。
石川県南西部、日本海に面する市。江戸時代は加賀藩の支藩、大聖寺藩の前田氏十万石の城下町で絹織物が繁栄。加賀山中漆器、九谷焼の産地。鉄工業・機械工業も発達。平成17年(2005)10月、山中町合併。人口7.2万(2010)。

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大辞林 第三版の解説

かが【加賀】

◇ 旧国名の一。石川県南部に相当。加州。賀州。
◇ 石川県南西端の市。中心市街の大聖寺は加賀藩の支藩大聖寺藩前田氏の旧城下町。自転車部品・繊維工業が発達。山代・片山津の温泉がある。
旧海軍の代表的な航空母艦。基準排水量38200トン。ミッドウェー海戦で沈没。

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精選版 日本国語大辞典の解説

かが【加賀】

[1]
[一] 北陸道七か国の一国。現在の石川県の南半部にあたる。古くは越国に属し、大化改新で越前国に編入され、弘仁一四年(八二三)越前国から分かれて加賀国となる。室町時代に富樫氏が守護大名として成長したが一向一揆により倒れ、一向宗門徒が支配。江戸時代は前田氏が領有。廃藩置県以後、明治一六年(一八八三)能登国と合わせて石川県となる。加州。賀州。
[二] 石川県南西端の地名。江戸時代加賀藩支藩大聖寺藩前田氏一〇万石の城下町。片山津、山代の温泉があり、海岸は越前加賀海岸国定公園に属する。昭和三三年(一九五八)市制。
[三] 石川県の中部にあった郡。現在の河北郡にあたる。古くは手取川以北を占めていたが、弘仁一四年(八二三)石川郡を分離。室町中期ごろ、河北郡と改称。
[四] 旧日本海軍の航空母艦。昭和三年(一九二八)完工。基準排水量三万八千トン。
[2] 〘名〙
① 「かがぎぬ(加賀絹)」の略。
※義経記(室町中か)七「かがの上品五十疋」
② 「かがぶし(加賀節)」の略。
③ 「かがまい(加賀米)」の略。
※浮世草子・万の文反古(1696)一「年取物三俵成程加賀の上々御取内一俵は新米」

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