勝興寺(読み)ショウコウジ

百科事典マイペディアの解説

勝興寺【しょうこうじ】

富山県高岡(たかおか)市にある浄土真宗本願寺派の寺。寺地は古代の越中(えっちゅう)国府跡という。本願寺五代綽如(しゃくにょ)の外孫勝如(しょうにょ)が開いた土山(どやま)坊が前身。数度の移転後,安養寺村末友(すえとも)(現小矢部市)時代,一向一揆(いっこういっき)に活躍したが,1581年佐々成政(さっさなりまさ)の入部後,越中から逃亡。1586年現在地に復興された。1774年加賀金沢藩前田氏の援助で再建された本堂重要文化財

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

勝興寺
しょうこうじ

富山県高岡市伏木古国府(ふしきここくふ)にある浄土真宗本願寺派の別格寺。雲龍山(うんりゅうざん)と号する。寺伝では、親鸞(しんらん)配流のとき、弟子の善空房信念(ぜんくうぼうしんねん)(順徳(じゅんとく)天皇の第3皇子)が開基したという。1471年(文明3)本願寺第8世蓮如(れんにょ)によって再興され、続いて第3子蓮乗(れんじょう)、第7子蓮誓(れんぜい)が住し、本寺同格の印章を下付され、また本山六院家の一に加えられた。戦乱のため堂宇は両三度にわたって灰燼(かいじん)に帰したが、1584年(天正12)守山城主神保安芸(じんぼあき)より現在地を寄付、再建されて今日に至った。本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。寺宝に洛外図屏風(らくがいずびょうぶ)、日月図屏風などがある。[森 章司]

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