北爪九蔵(読み)きたづめ くぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北爪九蔵」の解説

北爪九蔵 きたづめ-くぞう

?-? 江戸時代前期の名主
上野(こうずけ)(群馬県)の人。高崎宿にすみ,名主となる。慶長20年(1615)大坂夏の陣では,城下四人衆のひとりとして高崎藩主酒井家次にしたがい,天王寺合戦で一番乗り武功をたてる。のち町名主となり,城下の居住地九蔵町の名をあたえられ,諸役を免除されたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android