北道村(読み)きたどうむら

日本歴史地名大系 「北道村」の解説

北道村
きたどうむら

[現在地名]南部町北道

南道みなみどう村の北に接し、熊野街道に沿って集落がある。南西気佐藤けさとう村。「続風土記」に「熊野往還なり故に道村の名あり」と記す。中世には高野山領南部庄の一部。慶長検地高目録では村高一五八石余。宝暦一〇年(一七六〇)の御上ケ知南部組大指出帳(「日高近世史料」所収)によれば高一五八石余、家数一一六で内訳庄屋・肝煎各一、御役家九、無役家九八など、人数五七八、牛二二、馬九、井堰三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 サトウ

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む