北陸瓦斯(読み)ほくりくがす

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北陸瓦斯」の意味・わかりやすい解説

北陸瓦斯
ほくりくがす

通称北陸ガス。新潟・長岡両市を中心に新潟県内に供給するガス会社。 1910年創立の新潟瓦斯を前身に,13年千葉瓦斯と合併し合同瓦斯として設立。 17年千葉営業所を分離し新潟瓦斯として再発足。 43年長岡瓦斯,三条瓦斯を合併し,44年現社名に変更。 47年新潟工場の天然ガス1号井が自噴。大規模ガス層の確認により 58年全量自足体制となる。その後 79年に稼働した自社プラントでの SNG (代替天然ガス) と,84年から導入したインドネシア産 LNG (液化天然ガス) が原料の3本柱となっている。事業内容は,ガス 81%,工事7%,器具販売ほか 12%。年間営業収入 314億 6900万円 (連結) ,資本金 24億円,従業員数 411名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android