普及版 字通 「匯」の読み・字形・画数・意味
匯
13画
[字訓] あつまる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は淮(わい)。〔説文〕十二下に「なり」とあり、匚十二下は「物を受くるの」である。〔玉〕に「回なり」、〔広雅、釈詁一〕に「大なり」と訓する。
[訓義]
1. あつまる、めぐる。
2. うつわ、集めて入れるもの。
3. 大きい。
4. のち手形、為替の意とする。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕匯 マハル・スツル・カクル 〔立〕淮 ソソグ
[語系]
匯hui、圍(囲)hiuiは声近く、〔段注〕に両字の声義が通ずるという。匯は用義の新しい字である。
[熟語]
匯印▶・匯劃▶・匯寄▶・匯合▶・匯集▶・匯聚▶・匯粋▶・匯総▶・匯兌▶・匯納▶・匯票▶・匯編▶・匯報▶・匯流▶・匯▶・匯涌▶
[下接語]
江匯・川匯・停匯・淪匯
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報