十九布(読み)じゅうくぬの

精選版 日本国語大辞典 「十九布」の意味・読み・例文・類語

じゅうく‐ぬのジフク‥【十九布】

  1. 〘 名詞 〙 一九束(一束は八〇本)の経(たていと)で織った布。織目がきわめて細かく、弓袋などに用いた。
    1. [初出の実例]「御身拭や日も三月の十九布〈種介〉」(出典:俳諧・境海草(1660)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android