十九布(読み)じゅうくぬの

精選版 日本国語大辞典 「十九布」の意味・読み・例文・類語

じゅうく‐ぬの ジフク‥【十九布】

〘名〙 一九束(一束は八〇本)の経(たていと)で織った布。織目がきわめて細かく、弓袋などに用いた。
※俳諧・境海草(1660)春「御身拭や日も三月の十九布〈種介〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android