十二社神社(読み)じゆうにしやじんじや

日本歴史地名大系 「十二社神社」の解説

十二社神社
じゆうにしやじんじや

[現在地名]美濃加茂市山之上町 西洞

加茂川の谷を見下ろす山の平にあり、旧村社。「濃陽志略」は当社を中之番なかのばん村の項に記す。国常立神から、天照大神・草葺不合尊に至る神々を祭神とする。寛文四年(一六六四)作田さくた社の棟札によれば、西洞郷佐久太山に鎮座する作田神社は西洞・中之番・金屋かなや三郷の産土神であった。

天正一一年(一五八三)中之番組の湯浅新六・仙石清左衛門が社殿を再建するにあたり、中之番宮洞鎮座の十二社大神を相殿に移した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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