十五町目村(読み)じゆうごちようめむら

日本歴史地名大系 「十五町目村」の解説

十五町目村
じゆうごちようめむら

[現在地名]いわき市平 小太郎町こたろうまちつくだしもまち新田前につたまえ新屋敷しんやしき味噌田みそだ川崎かわさき菱川ひしかわ三平田さんぺいだ釜之内かまのうち田中たなか禰宜町ねぎまちつかまち大切町おおぎりまち新川町にいかわまち五町目ごちようめ鍛冶町かじまち

しん川左岸にあり、磐城平いわきたいら城下を構成する四村の一つで、北は北目きため村、西は長橋ながはし村、南は谷川瀬やがわせ村、東は北白土きたしらど村。応安六年(一三七三)一〇月二六日の白土隆弘請文(飯野八幡宮文書)に「岩城郡拾五丁目内東之境」、同年月日の伊賀光政請文案(同文書)に「光政知行分拾五町目之内東之惣境」とみえ、田一〇町と在家二宇について争い、岩城惣領隆泰により隆弘に渡された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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