十六六指(読み)ジュウロクムサシ

デジタル大辞泉 「十六六指」の意味・読み・例文・類語

じゅうろく‐むさし〔ジフロク‐〕【十六六指/十六武蔵】

紙製の盤の中央親石1個を置き、その周囲に16個の子石を並べ、勝負を争う遊戯。親石は2個の子石の間に入れば、その両方を取ることができ、子石は親石を盤の隅に追い詰めれば勝ちとなる。牛追いにっさ。さすがり。弁慶むさし。むさし。 新年》「幼きと遊ぶ―かな/虚子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の十六六指の言及

【十六むさし】より

…室内遊戯の一つ。〈十六六指〉〈十六武蔵〉などとも書く。往昔には単に〈むさし〉とも呼び,〈六指〉〈八道〉の文字を当てた。…

※「十六六指」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android