十六六指(読み)ジュウロクムサシ

デジタル大辞泉 「十六六指」の意味・読み・例文・類語

じゅうろく‐むさし〔ジフロク‐〕【十六六指/十六武蔵】

紙製の盤の中央親石1個を置き、その周囲に16個の子石を並べ、勝負を争う遊戯。親石は2個の子石の間に入れば、その両方を取ることができ、子石は親石を盤の隅に追い詰めれば勝ちとなる。牛追いにっさ。さすがり。弁慶むさし。むさし。 新年》「幼きと遊ぶ―かな/虚子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の十六六指の言及

【十六むさし】より

…室内遊戯の一つ。〈十六六指〉〈十六武蔵〉などとも書く。往昔には単に〈むさし〉とも呼び,〈六指〉〈八道〉の文字を当てた。…

※「十六六指」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む