十和田aテフラ(読み)とわだエーテフラ

最新 地学事典 「十和田aテフラ」の解説

とわだエーテフラ
十和田aテフラ

Towada-a tephra

十和田火山を給源とし,東北地方に広く分布する指標テフラ。年代は古文書記録から西暦915年とされる。給源近傍では下位より大湯火砕堆積物と毛馬内(けまない)火砕流堆積物に区分される。大湯火砕堆積物はプリニー式噴火およびマグマ水蒸気噴火による降下火砕堆積物と火砕サージ堆積物からなる。毛馬内火砕流堆積物は,十和田湖の周囲約20kmに分布し,秋田県米代川沿いでは火砕流の堆積直後に火山泥流が発生して日本海まで達した。遠方に分布する十和田aテフラの主体は,毛馬内火砕流堆積物のコイグニンブライトアッシュと考えられる。岩質はデイサイト〜流紋岩であり,斜長石,直方輝石,単斜輝石及び鉄鉱物を含む。

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参照項目:十和田火山

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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