十宮村(読み)とみやむら

日本歴史地名大系 「十宮村」の解説

十宮村
とみやむら

[現在地名]鈴鹿市十宮町・十宮一―四丁目・神戸かんべ七―八丁目・須賀すか三丁目

神戸城下の北、鈴鹿川南の水田地帯にある。当村は往古南方古里ふるさと(現神戸中学校所在地)から移ったと伝えられ、集落内の道路が整然として条里型集落の特色をよく示している。村名の由来については、社が一〇社あったからともいわれ、明治初年の神社祭神報告(古市家蔵)には本社牛頭ごず天王(現八重垣神社)以下一〇社が記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android