十里(読み)じゅうり

精選版 日本国語大辞典 「十里」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐り ジフ‥【十里】

〘名〙
一里の一〇倍。
菅家文草(900頃)二・詩情怨「十里百里又千里、駟馬如龍不舌」 〔周礼地官・遺人〕
② (「五里五里(ごりごり)」の音からのしゃれ) なま焼けのさつまいもをいう。〔随筆・皇都午睡(1850)〕
※万金産業袋(1732)三「遠目鏡、上百里より下十里、五里、三里等あり。かな筒あり、なまり筒あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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