十里見(読み)じゅうりけん

精選版 日本国語大辞典 「十里見」の意味・読み・例文・類語

じゅうり‐けん ジフリ‥【十里見】

〘名〙 (十里先まで見えるというところから) 江戸時代望遠鏡をいう。千里鏡(せんりきょう)遠目鏡(とおめがね)。十里。
滑稽本浮世床(1813‐23)初「ナントどうぢゃ。おまへも見なされ目鏡(めがね)紅毛(オランダ)の十里見(ジウリケン)

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