十重(読み)トエ

デジタル大辞泉 「十重」の意味・読み・例文・類語

と‐え〔‐へ〕【十重】

物が10、重なること。「十重二十重」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十重」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐じゅうジフヂュウ【十重】

  1. 〘 名詞 〙じゅうじゅうきん(十重禁)」の略。
    1. [初出の実例]「若堅持十重四十八軽戒、理必助成念仏三昧」(出典往生要集(984‐985)大文五)
    2. [その他の文献]〔梵網経‐下〕

と‐え‥へ【十重】

  1. 〘 名詞 〙 物が一〇、重なること。十かさね。
    1. [初出の実例]「生絹十重(トヘ)なれども」(出典:南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む