十重二十重(読み)トエハタエ

デジタル大辞泉 「十重二十重」の意味・読み・例文・類語

とえ‐はたえ〔とへはたへ〕【十重二重】

幾重いくえにも多く重なること。「見物人十重二十重に取り囲む」
[類語]重層重畳

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精選版 日本国語大辞典 「十重二十重」の意味・読み・例文・類語

とえ‐はたえとへはたへ【十重二十重】

  1. 〘 名詞 〙 幾重にも重なること。幾重にも取り囲む様子
    1. [初出の実例]「将軍の御所の東北を十重二十(トエハタ)重に囲みて」(出典太平記(14C後)二七)

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