日本歴史地名大系 「千代ヶ崎台場跡」の解説 千代ヶ崎台場跡ちよがさきだいばあと 神奈川県:横須賀市西浦賀分郷千代ヶ崎台場跡[現在地名]横須賀市西浦賀町六丁目近世末期から江戸防衛のため多くの台場が築かれ、三浦半島には二〇ヵ所以上もあったが、現存するものは数少ない。千代ヶ崎台場は浦賀(うらが)湾の西岸先端部、平根(ひらね)山の山裾が海に突出したところに所在する。高さ二メートルほどの平場が山裾から延び、弧状に張出した先端部に高さ一メートルほどの土塁が馬蹄形にめぐる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by