千本下村(読み)せんぼんしもむら

日本歴史地名大系 「千本下村」の解説

千本下村
せんぼんしもむら

[現在地名]新宮町福栖ふくす

善定ぜんじよう村の北、栗栖くりす川の中流域に位置し、美作道が通る。揖西いつさい郡に属した。もと千本村の一部で、龍野藩領であった。龍野藩領分明細帳(八瀬家文書)によると、延宝八年(一六八〇)の千本村のなかに下村分が明記され、天和二年(一六八二)分村している。元禄郷帳に下村とみえ、千本村枝郷と注記される。高一二四石余。旧高旧領取調帳では千本村に含まれた。延宝七年の検地帳(脇坂家文書)によると免は本田畑七ツ二分・新田三ツ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android