千船(読み)ちふね

精選版 日本国語大辞典 「千船」の意味・読み・例文・類語

ち‐ふね【千船】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちぶね」とも ) たくさんの船。
    1. [初出の実例]「浜清み浦うるはしみ神代より千船(チふね)のはつる大和田の浜」(出典万葉集(8C後)六・一〇六七)
    2. 「君が代はちふねのよするおほわだに立つさざ波の数もしられず」(出典:散木奇歌集(1128頃)祝)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android