日本歴史地名大系 「千貫森」の解説 千貫森せんがんもり 福島県:伊達郡飯野町青木村千貫森国道一一四号の北側に沿い、福島市立子山(たつごやま)と飯野町の境をなす標高四六二・五メートルの山。山頂は集塊岩の硬い岩石が岩頸状に浸食から取残され、阿武隈高地西縁の小起伏山地の丘陵地帯に、ひときわ高く望まれる円錐形の孤立峰である。青木(あおき)峠・小手(おで)森・小手神(おでがみ)森・峠(とうげ)山ともよばれ、小手風土記(川俣町史資料)は、小手五岳の一つで男出神(おでがみ)といい、筑波山の男体を移したものと伝えている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by