飯野町(読み)いいのまち

日本歴史地名大系 「飯野町」の解説

飯野町
いいのまち

面積:二一・三一平方キロ

中通り北部に位置し、東は川俣かわまた町、西は福島市、北は霊山りようぜん町、南は安達郡安達町・東和とうわ町。地形は起伏の小さい低平な丘陵地帯で、阿武隈川の支流女神めがみ川が中央部を南西流し、同川とその支流沿岸に集落が形成される。県道飯野―福島線、川俣―安達線、木幡こはた―飯野線、飯野―栃本とちもと三春みはる線が中心の飯野で交錯し、北部を国道一一四号が東西に走り、道路交通はよく発達している。

縄文時代の遺跡は和台わだい遺跡・白山はくさん遺跡など一八遺跡があり、古墳は六基が認められているが、調査された稲神いながみ古墳は性格不明の塚であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報