千里の野辺に虎の子を放つがごとし(読み)せんりののべにとらのこをはなつがごとし

精選版 日本国語大辞典 の解説

せんり【千里】 の 野辺(のべ)に虎(とら)の子(こ)を放(はな)つがごとし

  1. ( 勇猛な虎を自由にふるまえる場に放つ意から ) 害を及ぼす恐れのある者を放置しておいて、後のわざわいを残すことのたとえにいう。虎を千里の野に放つ。千里が野辺虎の子を養うがごとし。
    1. [初出の実例]「頼朝を東国へ流し遣はしけるは〈略〉喩へば盗にを預け、千里(リ)の野(ノ)に虎(トラ)を放(ハナ)ちたるが如し」(出典源平盛衰記(14C前)一七)

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