半ペラギウス説(読み)はんペラギウスせつ(その他表記)Semi-Pelagianism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「半ペラギウス説」の意味・わかりやすい解説

半ペラギウス説
はんペラギウスせつ
Semi-Pelagianism

16~17世紀の主としてカトリック神学界に登場した用語。マッシリア派ともいう。 429年頃から 529年頃にかけて,J.カッシアヌス,レランのビンケンチウス,リエの司教ファウスツスらに支持されて,南ガリアに栄えた恩恵に関する教説をさす。ペラギウス派 (→ペラギウス説 ) が救霊のためには人間の努力だけで十分であるとしたのに対して,アウグスチヌスは恩恵の絶対必要性を唱えたが,半ペラギウス派は中間をとって救いには恩恵が絶対必要だが,それを受入れるかどうかという第1歩は人間の力だけで十分であるとした。この説は 529年のいわゆるオランジュ第2教会会議で異端とされ,のちにトリエント公会議 (1545~63) でも再確認された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む