半三村
はんざむら
[現在地名]臼杵市中臼杵 半三
才倉村の東、臼杵川の支流中臼杵川の下流域左岸山間に位置する。南は挟岡村。慶長二年(一五九七)の臼杵庄検地帳写(渡辺家文書)に半三郎村とみえ高七四石余、うち田方三八石余・畑方三六石余、村位は下。同一一年の惣御高頭御帳にも半三郎村とあり、家野村組に属した。村役人に弥助・源三郎を記す。寛永一一年(一六三四)の郷村高付帳(臼杵藩政史料)でも家野村組に所属、のち岩屋川組に属した(万用集)。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳では本高四二石余・出来高三石余、柴山がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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