南シナ海の岩礁埋め立て

共同通信ニュース用語解説 「南シナ海の岩礁埋め立て」の解説

南シナ海の岩礁埋め立て

中国は南シナ海大半管轄権を主張して南沙(英語名スプラトリー)諸島岩礁で埋め立てを進め、構造物を建造するなど実効支配を強化している。米政府によると、埋め立て規模は計約8平方キロ。ファイアリクロス(中国名・永暑)礁では2017~18年ごろに滑走路が完成するとみられている。米政府は、中国が「領海」と主張する人工島の12カイリ(約22キロ)内に米軍機や艦船を進入させる意向表明。中国が反発し緊張が高まっている。(エルマウ共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android