南スラヴ族

山川 世界史小辞典 改訂新版 「南スラヴ族」の解説

南スラヴ族(みなみスラヴぞく)

カルパティア山脈の北側を原郷とするスラヴ人のうち,6~7世紀にバルカンに移動して定住した民族。旧ユーゴスラヴィアの諸民族セルビア人,クロアチア人,スロヴェニア人,マケドニア人,モンテネグロ人とブルガリア人を含む。ブルガリアを除く南スラヴの統一国家セルビア人・クロアチア人・スロヴェニア人王国は1918年に建国され,29年にユーゴスラヴィア王国と改称。91年のユーゴスラヴィア崩壊に伴い,南スラヴ族の5カ国に分裂した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む