南望(読み)なんぼう

精選版 日本国語大辞典 「南望」の意味・読み・例文・類語

なん‐ぼう‥バウ【南望】

  1. 〘 名詞 〙 南の方向を遠く眺め見ること。
    1. [初出の実例]「栢林寺へ、参りついて、南望したれば、青山が、新に霽て、ところどころに、雲が残りたるぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android