南木屋村(読み)みなみこやむら

日本歴史地名大系 「南木屋村」の解説

南木屋村
みなみこやむら

[現在地名]黒木町木屋

田代たしろ村の北東にあり、東部から北部にかけて矢部やべ川が流れる。たんに木屋村とも記される。南部の弓掛にがきより鹿牟田かむた峠を越えると岩野いわの(現熊本県鹿北町)方面に通じる。元和七年(一六二一)の郡村帳に木屋村とみえ、玄蕃高一一三石余、小物成は河年貢銭一貫五〇〇文・茶年貢銭五貫六一〇文・柿年貢銭四貫一三〇文・蒟蒻年貢銭六五〇文・紙年貢紙八一束七帖・漆年貢漆八八八匁・山手米五石五斗・山畠年貢稗一石一斗二升七合・栗年貢栗八斗三升・山畠年貢蕎麦七斗一升。柳川藩領図に塚瀬つかのせ歩渡として横一八間・深さ二尺とある。谷川組本地高付帳(伝習館文庫)では畝三七町六反余・高四七九石余・物成一七八石余・口米七石余・夫米六二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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