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私塾 しじゅく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

私塾
しじゅく

私設の教育機関。江戸時代には有名な儒者などの開設した私が教育機関として重要な役割を果した。江戸時代から明治維新にかけて,漢学塾,洋学塾など多くの私塾が設けられたが,近代学校制度の発達とともに改編され,そのなかに吸収された。

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デジタル大辞泉の解説

し‐じゅく【私塾】

私設の教育機関。江戸時代には主に儒学者・国学者・洋学者が開設し、重要な教育機関であった。明治の学制以降、洋学を教える慶応義塾など、私立学校として存続したものもある。現在は、書道塾・学習塾などの類。

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百科事典マイペディアの解説

私塾【しじゅく】

近世より近代初期にかけて,民間の学者が自己の学問的立場に立って開設した民間学校(塾)。一般に寺子屋より高い程度の教育を施した。幕府,諸藩の学校(昌平坂学問所藩学)が未整備の段階では,私塾が正規の学問・教育の場として機能した。

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防府市歴史用語集の解説

私塾

 江戸時代に藩が行ったものではなく、個人が開いて、運営していた勉強の場です。藩校[はんこう]や郷校[ごうこう]に比べると、庶民も多く利用していたようです。

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

私塾

正式社名「株式会社私塾」。英文社名「Shijuku Co., Ltd.」。サービス業。平成9年(1997)前身の「数学私塾」創業。同11年(1999)「有限会社私塾」設立。同12年(2000)株式会社化。本社は京都市中京区御幸町通六角下ル伊勢屋町。学習塾。医学部・東大・京大など難関大学の受験対策に特化した進学塾。京都・大阪・奈良に教室を展開。

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世界大百科事典 第2版の解説

しじゅく【私塾】

主として江戸時代の学問,武芸,その他いろいろの芸道に関する民間教育機関をいい,教育の対象となったのは成年である。私塾はいずれの場合も教師の自宅が教場となり,寺子屋と同様に教師と経営者とが同一人物で,これを塾主と呼ぶ。この点では教育者と経営者とが分離している郷学や藩校(藩学)のような学校とは異なっている。私塾では塾主の学派などにもとづき,特定の学派を標榜(ひようぼう)するものが多く,かつ塾主の学識と徳とを中心として共同学習する形態のものが多かった。

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大辞林 第三版の解説

しじゅく【私塾】

江戸時代、主に儒者が開設した私設の教育機関。幕末には洋学の塾も作られ、明治になって私立学校または公立学校となったものも多い。堀川塾・適塾・松下村塾・慶応義塾・津田英学塾などが有名。 →

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世界大百科事典内の私塾の言及

【学校】より

…これは,市井の学者による批判を受けながらも,幕末の国学,蘭学の高揚を迎えるまで権威を保ち続けた。江戸時代の学校としては,このほか,藩校(藩黌,藩学),郷学私塾,寺子屋などがあり,戦乱のない社会で,それぞれ発展した。藩校は各藩が藩体制強化のため武士の子弟に儒学と武道を教授することを目的として設置された。…

【書堂】より

…朝鮮で初学者のための入門的な教育を行う私塾をいう。李朝中期以後に発達し全国に普及するが,起源は遠く高句麗の扃堂(けいどう),高麗の郷先生,高麗末・李朝初期の書斎にさかのぼる。…

※「私塾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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