南東アラスカ超塩基性岩帯(読み)なんとうアラスカちょうえんきせいがんたい

最新 地学事典 の解説

なんとうアラスカちょうえんきせいがんたい
南東アラスカ超塩基性岩帯

southeastern Alaska ultrabasic belt

ブリティッシュコロンビアに接するアラスカ南東端にある超苦鉄質岩~斑れい岩複合岩体の点在する地帯。北西方向に少なくとも600km,幅50kmにわたり,35の岩体がある。Union Bay, Blashke島,Duke島のものがよく知られている。Nevada造山で変形・変成した地層を抜き,内陸側に広く発達するコーストレーンジズバソリスに抜かれるので,白亜紀中ごろのもの。いずれも累帯複合岩体で蛇紋岩化が軽微,同種岩石はどの岩体でもよく似ている。岩石の組合せは岩体により異なり,ダナイトかんらん岩を欠くものもあるが,輝岩・斑れい岩はほとんど常にある。斑れい岩は常に超苦鉄質岩より古く,貫入関係で,接触部でソーシュライト化や角閃石化を受ける。変成岩に対し200~300mの接触変成(緑れん石角閃岩相~角閃岩相)を与えている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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