バソリス(読み)ばそりす(英語表記)batholith

翻訳|batholith

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バソリス」の意味・わかりやすい解説

バソリス
ばそりす
batholith

地表面積100平方キロメートル以上の比較的大きな岩体。底盤ともいう。縦200キロメートル、横80キロメートルの巨大なものも知られている。底部の形はよくわかっていない。中粒ないし粗粒の花崗(かこう)岩、花崗閃緑(かこうせんりょく)岩、石英閃緑岩が多い。大きな岩体では周辺の堆積(たいせき)岩に移化する場合、内部に堆積岩状の組織が残っていたり、変成岩に類似していたりすることもあって、火成作用のほか、変成作用交代作用および岩体の再溶融などの成因が推定されるものもある。

矢島敏彦


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バソリス」の意味・わかりやすい解説

バソリス

底盤」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android