南永井村(読み)みなみながいむら

日本歴史地名大系 「南永井村」の解説

南永井村
みなみながいむら

[現在地名]所沢市南永井

坂下さかのした村の北にあり、北は上富かみとめ村・北永井村(現三芳町)入間いるま郡河越領に属した(風土記稿)。寛文二年(一六六二)の永井村新田地割絵図(船津家文書)があり、また寛保三年(一七四三)の当村弥右衛門の覚書聞書覚帳(吉田家文書)によると開発は寛文三年川越藩によるものという。開発名主市郎左衛門は上野国新田につた下田中しもたなか(現群馬県新田町)の出身(嘉永三年「覚書聞書控」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android