日本歴史地名大系 「南海通記」の解説 南海通記なんかいつうき 二一巻二一冊 香西成資著成立 享保四年原本 坂出市白峯寺写本 多和文庫・東京大学史料編纂所など解説 香西郡笠居村出身の香西成資が寛文初め頃に著した「南海治乱記」(一七巻)を増補したもの。古代から羽柴秀吉による四国征討、生駒氏の入封に至るまでの讃岐を中心とした歴史書。見聞を基にしての編纂のため真偽が問題とされるが、秋山家文書などによって裏付けられる内容もある。活字本 「改訂史籍集覧」第七冊など。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by