日本歴史地名大系 「南田尻村」の解説 南田尻村みなみたのしりむら 熊本県:下益城郡富合町南田尻村[現在地名]富合町南田尻村の西端部を潤(うるう)川が流れる。東は平原(ひらばる)村、西は三十町(さんじつちよう)村(現宇土市)、南は宇土郡岩熊(いわくま)村(現宇土市)、北は北田尻(きたたのしり)村・新(しん)村と接する。慶長国絵図に村名がみえる。廻江手永に属し、廻江手永略手鑑に高一千二四石六升余、田六一町三反余・畑二町九反余、竈数六三・男女一六一とある。「国誌」に潮入という小村がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報