知恵蔵 「南米大パイプライン計画」の解説 南米大パイプライン計画 ベネズエラのチャベス大統領が提唱した、ベネズエラから南米大陸を縦断してブラジル、アルゼンチンまで天然ガスのパイプラインを建設する構想。南米最大の埋蔵国であるベネズエラの天然ガスをスムーズに供給し、南米の経済統合をエネルギー面で強化することを目的とした。2006年4月にこの3カ国は首脳会談を開き、ボリビアの参加も求めることを決めた。さらに同月、ボリビアとパラグアイ、ウルグアイの3首脳がこの3カ国を結ぶ天然ガスのパイプラインを建設する委員会を設置することで合意した。 (伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by