南部水力発電所のダム決壊

共同通信ニュース用語解説 の解説

南部水力発電所のダム決壊

ウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所の巨大ダムが6月6日に決壊した。ダムはウクライナを南北に流れるドニエプル川下流に位置し、ソ連時代の1950年代に建設され、堤長3・2キロ、高さ30メートル。ダム湖面積は2155平方キロで、琵琶湖の3倍超の広さ。ウクライナ国有企業が管理していたが、2022年2月の侵攻開始直後にロシアが占拠した。ロシアとウクライナ双方は共に相手国が破壊したと主張しているが、原因の特定には至っていない。(ミコライウ共同)

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