単孔目(読み)たんこうもく

精選版 日本国語大辞典 「単孔目」の意味・読み・例文・類語

たんこう‐もく【単孔目】

  1. 〘 名詞 〙 哺乳類の一目名。原始的な哺乳類で、オーストラリアタスマニア、ニューギニアにのみ産するハリモグラ科とカモノハシ科の二科よりなる。卵生だが、子を乳で育てる。生殖管の下部直腸結合により総排泄孔(はいせつこう)が形成されているためこの名がある。単孔類旧称、一穴目。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む