単核食細胞系

栄養・生化学辞典 「単核食細胞系」の解説

単核食細胞系

 体内食作用を行う単核球とその前駆体細胞の集合をよぶ概念従来網内系もしくは細網内皮系とよばれ,体内のマクロファージ総体を仮定した概念とされたが,そのあいまいさのため,現在は単核食細胞系とよぼうとの提案がなされている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の単核食細胞系の言及

【マクロファージ】より

… マクロファージの個体発生的起源については不明の点が多い。高等脊椎動物では,ほとんどのマクロファージ(すべてという主張もある)は血液の単球に由来し,それらを単核食細胞系と呼ぶことがある。単球は全身のどこの炎症部位にも浸潤し,遊走性マクロファージになる。…

※「単核食細胞系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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