卜庭神(読み)うらにわのかみ

精選版 日本国語大辞典 「卜庭神」の意味・読み・例文・類語

うらにわ‐の‐かみうらには‥【卜庭神】

  1. 〘 名詞 〙 宮中で重要な卜占(ぼくせん)をする場合、その場所に招祷(しょうとう)される神。太詔戸命(ふとのりとのみこと)と櫛真知命(くしまちのみこと)との二柱の神。卜部神(うらべのかみ)
    1. [初出の実例]「斎宮祈年祭神百十五座、大社十七座 在斎宮内〈略〉卜庭神二座」(出典延喜式(927)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android