二柱(読み)ふたはしら

精選版 日本国語大辞典 「二柱」の意味・読み・例文・類語

ふた‐はしら【二柱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「柱」は、神仏などを数える貴称の助数詞 ) 神様二人。二神。特に、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)の二神をいう。
    1. [初出の実例]「大吉備津日子命と若建吉備津日子命とは、二柱(ふたはしら)相副ひたまひて、〈略〉忌瓮を居ゑて」(出典古事記(712)中)
  3. 鳥居二本の柱。また、鳥居。
    1. [初出の実例]「黒木の鳥居の二柱に、立ち隠れて」(出典:光悦本謡曲・野宮(1470頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む