卜占(読み)ぼくせん

精選版 日本国語大辞典の解説

ぼく‐せん【卜占】

〘名〙 うらなうこと。易を立ててうらなうこと。また、そのうらない。はっけ。卜。
※九条公爵家所蔵延喜式裏文書‐宝亀四年(773)二月一四日・太政官符案「所焼糒穀并正倉如件、即卜占、在祟神者、右大臣宣、奉勅依例施行」 〔後漢書‐許曼伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の卜占の言及

【卜部氏】より

…詔戸は祝詞であり,真智は占いの町形(まちがた)であるから,卜部は,鹿の肩骨や海亀の甲を火で焼き,町形を見て神意をうかがい,神託を人々につげることを職掌としていたことが知られる。卜占の法は,古くは,真男鹿の肩甲骨に穴を開けて,波波迦(ははか)の木の皮を用いて焼くものであったらしい。しかし,しだいに中国より海亀の甲を焼く亀卜の法が伝えられ,後にはもっぱらこの法によった。…

【甲骨文】より

…その背後に確立した文字体系をそなえている点からいえば,現在知りうる中国最古の文字。獣骨を焼いて卜占(うらない)を行う法はずっと古い時期から存在したが,そこに文字を刻するのはほとんど殷代の安陽期に限られ,他に少数ではあるが,西周時代前半期の遺物も発見されている。卜占の手続の大略を述べれば,整形された亀甲や獣骨の裏面に鑽(さん)・鑿(さく)と呼ばれるくぼみを掘りこみ,その鑽の部分に焼けた木片などを押しつけて,表面に卜字形の割れ目(卜兆)を作らせる。…

※「卜占」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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