即応態勢(読み)そくおうたいせい(その他表記)combat readiness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「即応態勢」の意味・わかりやすい解説

即応態勢
そくおうたいせい
combat readiness

有事に自衛隊がただちにその能力を発揮できるよう,指揮運用面で十分な態勢を整えること。陸上自衛隊では,人員の充足率を高めるとともに,北海道における初期対処能力を向上させ,海上自衛隊では,ミサイル弾薬魚雷機雷等を常に実装化して部隊に配備することであり,航空自衛隊では,警戒待機を継続するとともにパイロットの練度を維持するなど,3自衛隊の任務・特性に応じて即応態勢維持に求められる内容は多岐にわたる。 1978年に栗栖弘臣統合幕僚会議議長が,全く予期できない攻撃に対応する (奇襲対処) ための法制度が整備されておらず,奇襲を受けた際に前線指揮官は「超法規的な行動を取らざるをえない」と発言し話題となったが,こうした指揮命令権の問題も即応態勢の整備と密接な関連を持つ。

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