奇襲(読み)キシュウ

  • きしゅう ‥シフ
  • きしゅう〔シフ〕

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)相手の油断、不意をついて、思いがけない方法でおそうこと。不意打ち。「敵の背後から奇襲する」「奇襲攻撃」

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世界大百科事典 第2版の解説

みずからの攻撃企図および行動を秘匿し,の予期しない時期,場所,方法などによって敵の意表をつき,対応のいとまを与えないように打撃を加える戦術をいう。敵の意表に出ることは,機を制し勝を得る要道である。近代戦ではつぎつぎと威力強大な新兵器が突如として使用され,大規模な奇襲が行われるようになり,戦略的奇襲という語が使用されている。奇襲のほか強襲,急襲と称する戦法がある。強襲とは,自軍企図を敵が察知あるいは判断して準備している堅固な陣地を,敵よりもさらに強大な戦力で圧倒し,一挙に攻撃を強行すること,急襲とは,みずからの企図を秘匿し,不意に襲撃することをいう。

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大辞林 第三版の解説

スル
不意をついて敵を攻めること。 背後から-する -戦法

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 思いがけない方法を用い、あるいは、不意をついて敵を襲撃すること。不意打ち。
※灰燼(1911‐12)〈森鴎外〉一三「真っ正面から堂々と攻撃せられたのを、奇襲にでも逢ったやうに感じて」

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世界大百科事典内の奇襲の言及

【戦略・戦術】より

…この戦闘で兵站(へいたん)線の伸び切ったドイツ軍は,アメリカから戦車など多数の物資の補給を受け,満を持したイギリス連邦軍の前に,初めて敗北したのである。 次に重要な要素として〈奇襲の原則〉があげられる。奇襲は一般的には優勢獲得の基礎要因とされており,戦術的な場面で用いられることが多い。…

※「奇襲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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